神鉄粟生線に沿線市が追加支援へ
年間10億円以上の赤字に苦しんでいる神戸電鉄粟生線。この度沿線市に対して路線維持をさせるための追加支援を要請していることが判った。神戸新聞。
粟生線は、神戸市北区の鈴蘭台駅から三木市、小野市中心部を通ってJR加古川線粟生駅まで結ぶ29.2kmの路線。神戸のベッドタウンとして早くから開発された三木市志染駅周辺や、小野市から中心部からの神戸市街地への輸送を担っています。しかし、それらベッドタウンもいわゆるオールドタウンになったほか、神姫バスによる、住宅近隣地から三宮へ乗り換え無しの直行便が受けて、かなりの客を奪われました。
近年では、「粟生線活性化の取り組み」として、地元市と乗客増に向けたアンケート実施を行い、フィーダーバスや快速電車の運行などの取り組みをしてきましたが、景気後退や新型インフルエンザの影響もあって、状況は改善せず、今年度前期も前年度同期比で△4.5%の17万人の減少になりました。
これを受けて神戸電鉄は、「企業努力での路線維持が困難」として沿線市に対し、追加での支援を要請しています。沿線市も神戸電鉄の要請を受けて、「地域公共交通の活性化・再生法」に基づく協議会を年内にも発足する方針を固めた模様です。
この法に基づく協議会で、再生計画を作成し、運輸局が認定すると、国からの補助金が出るので、最終的にはこれが目当てだと思われます。
粟生線も、とうとう来たかという感じです。ワンマン運転の導入や、昼間、三木までの便を小野まで増発するなど、かなり思い切った努力をしているのにもかかわらず、乗客は伸びませんねぇ。元々運賃の高い神鉄が、これ以上値上げをしたり、減便をするとなると、まさに負のスパイラルに突入するので、この辺が手の打ち所なんでしょうねぇ。
私が思うには、神鉄の三宮乗り入れが根本的な解決になるのかなと思いますが、阪急の地下鉄乗り入れに便乗したとしても、費用も時間もかかります。現実的な対応としたら、上下分離かな?それでも沿線市は、かなりの金額の負担になると思われます。さあ、どういった結論になるのでしょうか。
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