« 日本一長い踏切が来月で廃止へ | トップページ | 昔の時刻表から~'83年7月号 »

なにわ筋新線調査着手へ

Naniwasuji01JRおおさか東線、京阪中之島線、阪神なんば線と大型プロジェクトの開業が相次いだ関西で、次の大型プロジェクト「なにわ筋線」が動き出そうとしています。yomiurionlineNIKKEI.NETMSN産経ニュース

なにわ筋線は、その名の通り、大阪市の南北通りであるなにわ筋を通る鉄道路線で、新大阪駅から梅田貨物線を通り、大阪駅のすぐ北側を通って、環状線福島駅付近からなにわ筋に入って南下。地下鉄長堀鶴見緑地線西大橋駅から分岐してJR難波駅と南海汐見橋駅へ至る計画路線です。(上記地図参照。)
鉄道新線計画は、適当に造るのではなく、国土交通省の地方交通審議会で答申されないと建設されません。なにわ筋線は、2004年の近畿交通審議会答申第8号(pdf)で「中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」として盛り込まれていました。
しかし、答申から5年。何故今になって注目されているのかと言うと、関西空港救済のため、なにわ筋線を建設して、大阪~関西空港館を30分台で結ぶという目的が出来たからです。

梅田貨物線部分は、梅田貨物駅再開発事業に伴う地下化が既に決定しており、新大阪駅部もおおさか東線乗り入れに伴う改良がJR西日本単独で実施することが決まっています。これらから事業費圧縮の期待も高まり、また、先の中之島線、なんば線のプロジェクト終了により、関西での新たな鉄道整備補助先を探していると言うこともあるんじゃないでしょうか。まさに、事業化にはうってつけのタイミングと言えそうです。

しかし、南側に目を向けるとまだまだ問題が山積してそうです。

Naniwasuji02_2

上図は、地下鉄長堀鶴見緑地線西大橋駅からの分岐を地図に落としてみたものです。みどりの点線がなにわ筋線の計画です。このあたり、きれいな碁盤の目上に街が区画されているので、分岐して、JR難波、汐見橋両駅へのタッチの仕方でいろいろありそうです。
また、JR難波駅は既に地下化していますが、南海汐見橋駅は地上駅。さらに、汐見橋~岸里玉出の通称「汐見橋線」は、都会の中で時代に忘れられたような路線となっているので、近代化も必要だし、岸里玉出で南海本線との乗り入れ工事も必要となって来る。構内図はWikipedia参照

阪神なんば線でも、出来ないと思っていたのが、出来てしまったわけですから、案外なにわ筋線も10年後くらいには出来ているのかも知れません。


鉄道のことなら鉄道コム↑クリック!

|

« 日本一長い踏切が来月で廃止へ | トップページ | 昔の時刻表から~'83年7月号 »

ニュース」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

行政」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/221631/44672228

この記事へのトラックバック一覧です: なにわ筋新線調査着手へ:

» なにわ筋線構想、国が調査着手へ。 [大阪、おおさか、OSAKA]
鉄道新線「なにわ筋線」構想について、国土交通省は、今年夏に調査着手する方針を決めた、とのニュース。 今年に入っていろいろと動きが報じられていましたが、具体的に動き出すこととなりました。 「なにわ筋線」... [続きを読む]

受信: 2009年4月15日 (水) 00時44分

« 日本一長い踏切が来月で廃止へ | トップページ | 昔の時刻表から~'83年7月号 »