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神鉄粟生線は大丈夫か?地域公共交通活性化補助打切り

民主党政権になって、いわゆる「事業仕分け」が盛んに行われていますが、その中の打ち切りが決まった補助事業に「地域公共交通活性化・再生総合事業」があります。この補助をうけ、再生に乗り出していた神戸電鉄粟生線は窮地に立たされることになった。神戸新聞

神戸電鉄粟生線は、輸送人員がピーク時の約半分にまで落ち込み、現在は年間約12億円の赤字に苦しんでいます。このため、神戸電鉄が沿線の自治体に協力を要請し、「神戸電鉄粟生線活性化協議会」を結成し、再生計画を作成。これが国に認められ、平成22年度から同事業の補助を受け、再生を目指していました。

しかし、冒頭の通り、この補助金の来年度からの廃止が決まりました。再生計画を根本的に見直さないと行けません。神戸電鉄も「補助の廃止で経営の頼みの綱がなくなる」と述べており、存廃まで含めた議論が出てくるのかもしれません。

この事業は知っていましたが、まさか事業仕分けの対象になって、さらには廃止の方針が出されていたとは知りませんでした。これからは地方の時代とか言っておきながら、地方の公共交通を奪いかねない決定には疑問を抱きますね。

実際、粟生線でも、輸送人員がピーク時の半分になったと言っても、平成20年度で729万人を輸送しているわけです。1日に換算すると、約2万人です。これをすべてバスで代替輸送するとなると、約400本のバスが必要になります。1時間あたり約20本。すべて満員にしないと運べません。実際、こんなにバス輸送できるわけがありません。

こういった現実を、5分も歩けば駅に着く東京の人は理解できているんでしょうかねぇ。

一民間会社に税金をつぎ込んで…、という考え方もあるでしょうが、銀行やJALにも莫大な税金をつぎ込んで助けているわけですから、わずかな金額で地域交通が保てるなら、安いものだと私は思うんですが、いかがでしょうか。


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